ボール・ジャグリングについて考える

ここでは技を紹介するだけではなく、どうしたら習得できるかを考えていきたいと思う。


  入門 はじめに何をするか。


ボールのジャグリングをはじめるとき、先ず最初に練習するのは三つの「カスケード」だろう。
しかし、自分の経験上、子供は先ず「2イン1ハンド」を練習しようとする傾向にあることだ。
片手で二つのボールを投げる技だが、一般的には3カスケードより難しいとされている。カスケードは両手で三つ、片手で1.5個のボールをあつかうことになる2イン1ハンドは片手で二つ投げるため早い動きが必要であり、ボール同士がぶつからないようにするため、キャッチの位置と投げる位置が違う。

だが忘れてはいけないことは、脳はひとつだけである。三つのボールを見て、三つの動きを判断して、二つの手に命令を出す。この処理は複雑である。反対に「2イン1ハンド」はボール二つだけをみて、片手だけを動かせばいい。子供はより単純な動きの技を先におぼえようとしているのだろう。

1
カスケード
 目より上、頭を超えない程度で投げたほうがいい。はじめは慌てて、投げるのが早く前のほうに飛んでいってしまうから、自分のほうに向けて投げる感じに練習してもいい。
 投げるとき手を上に上げすぎないようにする。肘もあまり動かし過ぎないように注意する。
 
2
2イン1ハンド
 初めて練習するときは、外側に向けて円を書くような軌道で投げる。
 


基本 

3
オーバーザトップ

 
4
アンダージアーム

 
5
ハーフシャワー

 
6
リバースカスケード

 
7
アンダーザレッグ

 
8
1up2up(コラム)